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傾向と対策・其の弐
2009年02月06日

2月2日の記事の続きです。

現時点で多いご相談のうちのひとつに、「セッションの内容を、さらに充実したものにするためにはどうしたら良いか」というものがあります。

こういったご相談をされる方は、当たり前と言えば当たり前ではありますが、セッション経験があまりない方や、ブランクのある方が多いです。
すでに充実したセッションをされている方はご相談の必要はありませんものね。

最初は何か特別煮え切らない思いがあって、こういうご相談をされるに至ったのかと思ったのですが、決してそうではないご様子。前は前で良かったし十分満足もしている、けれどもむしろ前が良かっただけに、次に迎える1回を、さらに充実したものにしたい、そんなふうに思われているようです。

こういった方に対してのアドバイスは、一言で言うと「とにかく何でもやってみなはれ」(あ、こんな社訓の会社ありましたよね笑)

人間が、あるものを好き、嫌いと分類するには二種類の方法があると思います。すなわち、絶対的な分類と、相対的な分類。
絶対的な分類というのは、他のものなんて何も目に入らず、それだけがとにかく好きという分類。大して相対的な分類というのは、○○に比べれば好きだとか、○○に比べればちょっとイヤだとか、他と比べて行う分類です。点数づけができる分類とでも言いましょうか。

「さらに充実した~」というご相談の言葉の中で、すでに答えは出かかっています。さらに、というのは比較級。つまりこのご相談の回答を得るためには、自分の中に順位づけができる材料(試してみるべきプレイ)をたくさん揃えればいいのだと思うのです。

ただ、こういう材料というのは、ある程度経験を重ねていないとなかなか発想できないこともあります(※注1)。
そこで私は、志向や嗜好がすでにはっきりしている方であれば(こういったご相談をされる方は大抵すでにはっきりしているのですが)(※注2)、お好みの領域の中で、「例えばこういったプレイを試してみるのはいかがでしょう?」と、いくつか具体的な提案をさせていただいております。
また、発想はあるけれども実現不可能で…ということに関しては、実現可能なスタイルにカスタマイズした内容を提案します(※注3)

※注1: 経験の少ない人は頭が固い、発想力が貧困だという意味ではありません。ただ、発想というのも慣れの部分があるので「常に発想しなければいけない」状況にいる人のほうが、短時間で大量にアイディアが出てくることは確かだと思います。そしてプロの女王というのは、常に何かしら発想することが必要な状況にいつも立たされています。厳密に言うとこれは経験値の多少というよりも生活習慣のようなものなので、SMの経験自体が少なくても自由な発想がたくさんできる方はもちろん多くいらっしゃいます(常に新しい拷問の方法について妄想しているとか笑)

※注2: まだ好みの方向性がはっきりしていない、という方は、まずはそこを明らかにすることがから始めます。

※注3: あ、中には、提案した内容を妄想するだけで満足感を得られる方もいらっしゃいます。うーん、エコ。

さらにそれを応用して、高順位のものと高順位のものをミックスして「絶対的好き」に近いものを生み出していくという方法論も、アリではないかな~。
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早川舞

Author:早川舞
 女王様と編集者の二足のわらじを経て、SM・フェティッシュ分野を得意とするライターに。

 共著『可笑しなヘンタイ図鑑』(宝島社)、『Girl’s Side Book』『Girl’s Side Dictionary』(池田書店)、オタクが腐女子に、さらに女王様になるまでを描いた自伝『女王様はオタクだった 腐った遺伝子』(大洋図書・電子書籍)等の著作がある他、北尾トロ氏責任編集『季刊レポ』(ランブリン)にてSMの歴史や女装をテーマにした記事を寄稿。SM専門誌・ウェブサイトでも活動。

 メンバー全員女王様ロックバンド「SEXLESS」なんてのもやってたり。


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