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満面の笑顔で dog eat dog
2009年10月25日

Mといっても幅広いものだと思いますので、いろんな種類の人がいます。

女王様やご主人様に笑われる(哂われる、でも可)ことが好きなMもいれば、笑われるなんてとんでもない、まじめに向き合ってちょうだいよ、というMもいる。笑うという行為をすれば即・真面目ではないと認定されるものなのかどうかは、まぁさておき。

笑うというのは、対象を自分の影響力が及ぶ範囲内に引き込むことだと思う。それはなぜおかしいか理解できなければ、笑えない。理解できるということは、それに対して質問をできる力を持ち得ているということである(実際に質問をするかどうかはともかく)。質問ができるのは、支配者の特権である。←真ん中らへん参照。
というか、そんな面倒な理屈をこねくりまわさなくても、そもそも目下の者は目上の者を哂えない(こっちはあえて哂にしておきます)。
笑われるのがイヤだというMは、目下という作られた立場を楽しむかどうかは二の次で、まずは同じ目線でちゃんと受け止めてくれよ俺の思いを! ということなんですよね。

そう考えると、逆に言えばムリヤリにでもその対象の「笑える点」を見つけて引っ張り出し、笑い飛ばせば、そこに支配されず取り込まれもしない状態を維持することができる。身内のお葬式ほどやけにちょっとしたことで笑える、というのは、たぶんそういう心理が働いているのではないかと思う。身内の死とか、まともに取り込まれちゃったら、結構ヘビーだ。

しかし、あえて哂われることで、隙全開で笑っているアホヅラを逆に哂うという返し技もあるので(息の長いお笑い芸人さんはこういうネタがうまいですよね)、笑えばいいというものでもない。笑うという行為は極度に発達した脳と神経を持つ人間にのみ許されたものだということを忘れてはいけない。

で、あるので、人と人が向き合って笑うという行為は、ときには神経と神経をすり減らせてぶつかり合う頭脳戦の様相を呈することもあるのだ。牧歌的な一面だけに目を向けていると、痛い目に遭うこともあるだろう。笑う女王も笑われるM男も、よくよく注意されたし。

なぜこういうことを書いているかというと、さっき書いていたものが4000字ぐらい一気に消えたからです。保存しない私が悪いんですが、もう笑うしかなかった(よし、よくオトした私)


※「笑い飛ばす」といえば最近好きなサイト。昔からあるものなんでしょうか。つらいよのなかがすこしはいきやすくなるかもしれないよ!

虚構新聞
http://kyoko-np.net/index.html
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早川舞

Author:早川舞
 女王様と編集者の二足のわらじを経て、SM・フェティッシュ分野を得意とするライターに。

 共著『可笑しなヘンタイ図鑑』(宝島社)、『Girl’s Side Book』『Girl’s Side Dictionary』(池田書店)、オタクが腐女子に、さらに女王様になるまでを描いた自伝『女王様はオタクだった 腐った遺伝子』(大洋図書・電子書籍)等の著作がある他、北尾トロ氏責任編集『季刊レポ』(ランブリン)にてSMの歴史や女装をテーマにした記事を寄稿。SM専門誌・ウェブサイトでも活動。

 メンバー全員女王様ロックバンド「SEXLESS」なんてのもやってたり。


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