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ユキ 様 | トップページへ戻る | マイ的・新人さん情報 (Theater-U-La Sioraより転載)

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バーチャルM男の数寄屋橋くん・1
2009年04月27日

主に「SMに興味があるんです」というSM童貞君から、耳にタコができるほど聞く一言。それは
「SMって怖そうで、踏み出せないんです」。

うん、気持ちはわかる。でもね、断言しよう。別に怖くない。

信じられない君たちのために、わかりやすくQ&A形式でまとめてみました。

童貞君(以下、仮に数寄屋橋くん。名前に意味はありません。私が愛着を持てるキャラクター性を付与するための一環として適当に名前をつけてみただけです。愛着を持てればきっと優しく答えられると思ったんだ!)数寄屋橋くん「だってこっちの意見や希望を聞き入れてくれなさそうだし」
→大抵聞いてます。ただ、聞いた上でどこまでの拡大解釈が許されるかを考えることはあります。ですが、それもイヤだと言われれば無理強いはしないです。

数寄屋橋くん「痛いことや熱いことは苦手なんで、そういうことをされると…」
→本当にイヤがっているのを無理にするような野暮はしません。

数寄屋橋くん「本当かどうかなんて、どうやって見分けるの?」
→いろいろ方法はありますが、具体例で答えますと、初心者に対してのセッションでドミナ・M男性双方におすすめなのが、本当にイヤがっているのか、それとも演技でイヤがっているのかを伝えるサインをあらかじめ決めておくという小技です。SM黎明期から使われているワザだと聞きます。ぜひ先人の知恵をご活用下さい。

数寄屋橋くん「『M男の可能性を広げる』とか『完全調教』とか何かしら理由をつけて、有無を言わさずビシバシ、っていうのがSMなんじゃないの?」
→例えば、例に挙げていただいた「M男の可能性を広げる」「完全調教」でお答えすると、大抵はそういう形では行いません。あくまでも相手の限界と志向と嗜好を考慮して、無理のない範囲で行います。※「無理のない範囲」がセッションを重ねるにつれて、M男性側のほうから広がっていくことはあります。

数寄屋橋くん「でも、一本鞭や針プレイで死ぬ思いをした、という話も聞くのだけど…」
→もともと一本鞭や針が好きな方でないのだとしたら、「この女王だったら受けてもいい」と思えるまでの関係性を、セッションを重ねて築いたのですね。すばらしい。もちろん貴方がそう思わなければ、受ける必要はまったくありません。崇拝することを求める者は、崇拝を捧げる対象を、自らの意志で選ぶことができます。意外なことと思われるかもしれませんが、崇拝される者は絶対の存在ではありません。それは商売だからとか、プライベートだから、ということとはまったく関係ありません。しいて言えば「人間であるか否か」ぐらいのことしかそこには関係がなく、崇拝するものも崇拝されるのも人間である限り、泥臭く汗臭くそれゆえに尊い「努力」だとか「信頼」だとか「理解」だとか「共感」だとかで、この関係性は容易に崩壊するのです。
それと揚げ足を取るようですが、「死ぬ思い」ということであれば、言葉責めでも死ぬ思いをすることはあります。

数奇屋橋くん「それじゃ女王様のほうがMみたいじゃないですか」
→それでも貴方は、そんな女王にひざまずきたい衝動を抑えきれずに、先ほどの回答でページを閉じず、これをお読みになっていらっしゃる。
つーか、実際にひざまずいている男性も何千人といますよ。これ、どういうことかおわかりになりますか?

数奇屋橋くん「でも、SMのプレイグラビアなんかを見ていると、いわゆるハードプレイが多いですよね。さっき言ったような一本鞭だとか針だとか、ヒールで血が出るまで踏まれていたりだとかギチギチに縛られて吊られていたりだとか。あれが本来の姿なんじゃないかと思うと不安で…」
→表に出すのに、まったりアナルいじりしてるよーな動きのない写真なんか使えるかぃアホ! ……失礼しました。それは大抵は編集サイドの都合であることが多いです。やっぱりどういう意味でも過激な写真のほうが、人の目を引くことは確かなので。そういうプレイをしないとは申しませんが、別にそういうプレイばかりしているわけでもありません。

数寄屋橋くん「うーん、わかりました。でも何にしても僕、鞭もアナルもローソクもダメだと思うんで、本当に何もできることがないかもしれないんですけど…」
→それぞれのプレイはあくまでもSとMの関係を構築するためのいち手段でしかなく、私たちは単なる手段に執着する気はありません(好き・嫌いというのとは別の話)。ひとつの手段が使えないのならまた別の手段を試せば良いのだし、ひとつの手段しか使えないというのなら、それを徹底的に使いたおすまでのことです。
極端な話、カフェで座ってお話することしかできないというのであっても、私たちはその状況とそこでできることをフル活用して、SとMの関係を構築しようとします。おそらく貴方たちが思っている以上に、私たちは貪欲です。

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ネタが溜まってきたらまた続きを書くかもしれません。それまでみんな数寄屋橋くんのこと忘れないでね!
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コメント

ご挨拶

こんばんは、はじめまして。
SM雑誌とかサイト見て、舞さんのこと知るようになりました。
まだお若いですから、結婚がんばってください。
あとライターってとても大変そうですね。

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早川舞

Author:早川舞
 女王様と編集者の二足のわらじを経て、SM・フェティッシュ分野を得意とするライターに。

 共著『可笑しなヘンタイ図鑑』(宝島社)、『Girl’s Side Book』『Girl’s Side Dictionary』(池田書店)、オタクが腐女子に、さらに女王様になるまでを描いた自伝『女王様はオタクだった 腐った遺伝子』(大洋図書・電子書籍)等の著作がある他、北尾トロ氏責任編集『季刊レポ』(ランブリン)にてSMの歴史や女装をテーマにした記事を寄稿。SM専門誌・ウェブサイトでも活動。

 メンバー全員女王様ロックバンド「SEXLESS」なんてのもやってたり。


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